私はもともと写真を撮ることが好きなのですが、水槽に関しては『水槽の状態の記録』を目的に撮っておりました。
使うカメラもその時の気分、一眼レフだったりコンパクトデジカメ(コンデジ)だったりスマホだったり・・・。

そんな適当な水槽写真ライフでしたが、あるレンズとの出会いで転機が訪れた!
それが『クローズアップレンズ』。


今、メインで使っているカメラは・・・


●ニコン・一眼レフカメラ 『D90』

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2008年に発売されたミドルクラス(中級者に最適)の一眼レフカメラです。
一般的なコンデジと比べれば大きくて高いけど、とてもキレイに撮れます。
APS-Cという大きめなセンサーサイズと、たくさんの光を集められる大きいレンズのおかげで、速いシャッタースピードで撮影できるのです。
お魚もぶれることなく美しく撮影できる!

もう10年以上前のカメラですので、今なら中古で1万円代で手に入りますしね!

え?そんな古臭いカメラなんか、もうスマホ以下じゃないかって?
ふふふ、これを見んしゃい!


リンク:ADA・コンテスト応募作品の撮影テクニックを学ぶ


あのADAによる、最新(2019.5.15.更新)の水槽撮影の記事です。
刮目せよ!!


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ADAのお墨付き!


なんか、嬉しい・・・。
私はこのカメラと出会ったおかげでますます写真が好きになり、個人の趣味として フォトマスター検定 を受験し、優秀個人賞まで頂きました。

まぁ、この賞が役に立ったことなんて一度もないですけどね!

いや、今日、ブログのネタとして役に立ったじゃないか・・・。
それだけで十分報われた気分だよ・・・。

・・・

さて、一眼レフカメラはレンズが交換できる拡張性高いカメラ。
でもレンズって結構お高いんですよね。
小さな生き物の撮影に適した『マクロレンズ』ってのがあるんですけど、何万円~十何万円もするんですよ。
ホレ↓



〔楽天で購入〕ボタンには触れるなよ!?

しかし!ある日、私のような貧乏人でも手が出せるマクロ風レンズの存在を知ったのです。
それは・・・

クローズアップレンズ!

クローズアップレンズは、レンズの前に装着するだけで手軽に使えるマクロ撮影アイテムです。レンズの最短撮影距離(被写体にピントが合う一番短い距離)よりも、さらに被写体に近づいて大きく撮ることができます。




このお値段!!

二千円て・・・一桁違うんじゃないの!?


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コンパクトな箱でお届け


これを、カメラのレンズの前にくっつけると、スッゴイ近くにピントが合うとのこと。


どれどれ・・・



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シ・・・!! ワナワナ

コレはスゴイ!!
たった1~2cmのミナミがこんなに大きく描写されている!
背中の消化管もしっかり確認できますね。

スバラシイ・・・


10万円のマクロレンズと特徴を比較してみます。


性能比較表
 マクロレンズ   クローズアップレンズ 
 高い   安い 
 重い・大きい 
 軽い・小さい 
 撮影倍率:超高い 
 撮影倍率:高い 
 高画質 
 中心部は高画質 
 (写真の周辺部は低画質) 
 近くも遠くもOK  近くしか撮れない 


この中で、『近くしか撮れない』というのが意外とクセモノで、このレンズを付けている間は、通常の写真撮影が一切できなくなります
もう、数cm先の物にしかピントが合わない!
マクロレンズなら、そのまま人物写真も景色もキレイに撮れるんですけどね。

倍率もマクロの方が上。
昆虫の複眼まで描写できるような超拡大はマクロレンズの強みです。
クローズアップレンズは、言うなれば虫メガネのスゴイやつ止まり。

あと画質は中心部の解像のみに特化しております。
画像の四隅というか、中心以外は少し滲む(像が流れる、色が波長ごとにズレる)のです。

しかし、その特性を理解して使いこなせば、そのお値段からは想像もつかないキレイな写真が撮れるのですよ!


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瞳がキレイだよ・・・

眼の中に広がる・・・
エビの眼に宇宙を感じるのはナゼ?
ってえぇ?私だけっ!?


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金粉ちょっとまぶしてあるみたい!


頑張れば、ここまで被写体に寄れます!

クローズアップレンズに番号が付いてるでしょ?
私のは『No.5』
ナンバーは、No.1~10まであって、番号が大きい程近くに寄れます。
ただ大きいものは収差(像の滲みや流れ)も大きくなるので、No.5あたりがバランスが良いんです。
(※No.5のあと、程なくしてNo.10も買い足してます☆安いからネ)


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久しぶりのカノ子たん

ピントが合う範囲(被写界深度)がとっても浅いので、シマカノコ貝くらい大きいものだと、撮りたいもの全体にピントを合わせるのは難しくなります。
少し専門的な話しになりますけど、レンズの絞りをF10くらいまで絞ることでピントの合う範囲を広くすることができます。
(※その代わり、センサーに届く光の量が減るので粒状性が悪くなる→シャッターを長く開ける必要がある→ブレやすくなる)
仮にF10まで絞ったとしてもピントの合う範囲は数ミリの厚さで、その前後はボケボケです。

ま、それも「味」なんですけどね!


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世界がひっくり返ってらぁ・・・


あとはできるだけ被写体が止まっているときにシャッターを切ることができればOK!
魚などどうしても動くものの場合、カメラのセッティングを変えたり、場合によってはストロボや懐中電灯(白LED)で照らして光を足してあげたりします。

動くもの用のセッティングとしては基本的には『カメラの感度(ISO)を上げる、レンズの絞りを開く』のですが、センサーの特性やレンズの性能を考えないと逆に低画質な写真になることもあるので注意!

撮影の腕が上がってきたら手振れ補正をOFFにして、魚に合わせてカメラを動かしながらシャッターを切る技なんかも使うと成功率はグンと上がります!

とまぁ、いろいろ撮影条件を変えながらカシャカシャ写真を撮ってると「えー!?もうこんな時間!?」てことになっちゃうんですよ。
まぁ、楽しいからいいんですけど!!☆


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